【家紋】18
2020/07/13 【神戸 結婚式場】 コスチューム
みなさんこんばんは
コスチュームコーディネーターの上田です
さあ今日も【家紋】をご紹介しますね
10大家紋は最終回です
【家紋】はこちら↓↓↓

ご覧になったことありませんか
《木瓜の【家紋】》です。
『もっこう』と読みます。
※余談なんですが、この『もっこう』私のスマホで文字変換できないんです
(おバカです
)
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では、どのように【家紋】になったんでしょうか
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唐の時代の官服の文様として用いられ、日本には奈良時代に伝来しました
木瓜は胡瓜を輪切りにした断面を図案化したものといわれていますが…
子孫繁栄を意味する地上の鳥の巣を表したものだといわれています
地上の鳥の巣木の上の鳥の巣となにが違うの…と思いませんか
同じように思いますが
昔の人は使い分けていたんですね
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地上の鳥の巣のこと“か”と言います
“か”の文字は、穴かんむりに果と書きます。(ちなみにこの“か”の文字も変換出来ませんでした)
本来は《“か”の紋》と云われていたようです
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その後神社の御簾(みす)の木額(もこう)に多く使用されました
『もっこう』の呼び名は『もこう』からきています
※頭の中がこんがらがりそうです

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先で述べたように“子孫繁栄”・神社で使用それたもので神のご加護がある、めでたい紋といわれています
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調べていくと気になったことが・・・
胡瓜の断面図を図案化したもの?とありましたよね・・・
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以前、祇園祭の期間中地元の方(一部の方)は八坂神社に敬意を払って、胡瓜を食べないと聞いたことがありました。何故
その謎は、この《木瓜の【家紋】》を調べていて解けました
それはこの画像をご覧ください↓↓↓

実は、八坂神社の〖神紋〗の一つが《五瓜に唐花》だからなんです。
『ごかにからはな』と読みます。
こっちの方が、胡瓜似てる気がしませか
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瓜は『うり・くわ・か』と読みます。
『くわ』と読むなんて知りませんでした
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ちなみにこの《瓜紋》は《木瓜紋》に通ずることから《木瓜紋》に入れて扱われるそうです
エスタシオン・デ・神戸の衣裳室には家紋の本が2冊あるんですが、1冊には木瓜と一緒でした
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もう一つ、《織田木瓜》とありますよね。
これは、あの織田信長の【家紋】の一つです(余談ですが信長の家紋は7つあります。)
気になる方は調べてみてください
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さあ、とっても長~いご紹介となりましたがいかがでしたか
今日で10大家紋は終了です
【家紋】はまだまだ、気になるものが沢山あるので、ご紹介しますね
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最後までお付き合いいただきありがとうございました