3つの名月

2020/11/11 【神戸 結婚式場】 コスチューム
エスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!
コスチュームコーディネーターの阪田です
本日のブログは10月に見られた、二つの「名月」についてご紹介したいと思います
皆様は10月1日の中秋の名月、ご覧になりましたか?
実は、10月は中秋の名月だけでなく、十五夜と対をなす「十三夜」という月もあるんですよ

そもそも十五夜というのは、中国から日本に伝わった文化です
そしてもう一つの「十三夜」は中国にはない、日本独自の風習なんです
十五夜は別名「芋名月」とも呼ばれ、サトイモやサツマイモをお供えし、神様に作物の豊作のお願いをする日
これに対して十三夜は別名「栗名月」と呼ばれます
収穫祭のようなもので、秋に収穫した作物を供えて、神様に感謝する日です
この二つを合わせて「二夜の月」と言います
しかし、名月は実はこれだけではありません
「十日夜(とおかんや)」という言葉を皆様ご存知でしょうか
十日夜は田に降りてきていた神様が、山に帰る日と言われており
その年の収穫が終わった後に、今年の収穫が無事終わったことを感謝し
翌年の豊作を神様にお願いする日なんです
さらにさらに!古くから十五夜、十三夜、十日夜、この3つの月を見られるととても縁起がいいとされています
今年の十五夜は10月1日、十三夜は10月29日
この二つはもう見ることはできませんが、十日夜は11月24日に見ることができます
十五夜も十三夜も見ることができたラッキーな方は、ぜひ十日夜もお忘れなく♡
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!