「受付」のお話し
2022/06/29 【神戸 結婚式場】【結婚式 (ceremony)】【結婚式 イベント】 セレモニーコーディネーター
セレモニーコーディネーターの高橋です。
結婚式に参列した場合、ほとんどの人は何の役回りもなく
楽しく二人を祝福する気楽な立場ですが、重要な役を依頼されることもあります。
その中の一つが「受付」です。
受付はご祝儀などを預かる立場になりますので、
「お客様」から一時的ではありますが「主催者」に立場が変わります。
とても重要なお役目です。
なので、受付係がご祝儀を預かるときは主催者に成り代わって
「ありがとうございます。」と言わなければなりません。
また、人によっては主催者から預かっている「お車代」なども
漏れなく渡さなければなりません。
さらにコロナ禍になり受付も変化しています。
それが『芳名』です。
コロナ以前は芳名帳や芳名カードに受付で名前を書く、
というのが一般的でしたが、コロナ禍以降は接触を少なくするため、
受付が名前を聞いて、出席者リストにチェックする、というやり方が
主流になってきております。
この方が確かに接触を少なくするだけでなく、時短にもつながりますし、
以前だと筆ペンで名前を書く、という字が苦手な人にはプレッシャーもありましたが
そういう事もなく、スムーズです。
そういったところから、さらにお渡しするご祝儀もキャッシュレスな時代がくるのかも
しれませんが、そこは強く反対したいと思います。
やはりご祝儀袋自体が持つ意味もありますし、文化の一つでもありますので
どのご祝儀袋にするか、選ぶのもお祝いの気持ちの一つです。
キャッシュレス受付は二次会なんかには良いかもしれませんが、
結婚式ではご祝儀袋が良いと個人的には思います。
