柄のお勉強
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2020/10/24 【衣裳 (costume)】 コスチューム
エスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!
コスチュームコーディネーターの阪田です
本日のブログは和装の柄のお勉強です
第2弾のテーマはお花について!
打掛や白無垢に刺繍されているお花には一体どのような意味があるのか、皆様にご紹介していきます
まず一つ目は「桜」
意味は五穀豊穣

諸説ありますが、サクラという言葉は田の神様のいる場所という意味があるという言い伝えや
春になると山の神様が田の神様になる為に、山から降りて桜に宿るという言い伝えもございます
だからこそ古来から桜はとっても縁起のいいものとして、多くの人に愛されてきたんですね♡
二つ目は「牡丹」

高貴さや美しさを表す伝統的な柄です
皆様ご存知の「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」ということわざにも登場する牡丹
女性の美しさを花に例えた素敵な言葉です
さらに牡丹は百花の王、富貴の花、百花の長として愛されてきたお花でもあります、まさに美しさの化身といっても過言ではありません
三つ目は「椿」
意味は「永遠の美、気取らない美しさ、申し分のない魅力」

椿は枯れる時に茎から落ちてしまう花なので、縁起が悪いと言われることもありますが、
松竹梅と並ぶほど縁起の良い花だという意見もあります
本来、椿といえば「最高の吉祥花」や「聖なる花」と呼ばれるほど縁起のいいもので、厄除けの意味もあったそうです
それに刺繍の花は散ることもないので、ご安心して着てくださいね!
本日は花柄の意味についてご紹介しました
また、花の柄がいいけど季節感は合わせるべきなのか?と疑問を持った方の為に少しご説明もさせていただきます
季節もきちんと考えて選びたい!という方は、実際に花が咲く季節よりも「先取り」して着るのが良いとされています
というのも、やはり刺繍やイラストの花では実際に咲き誇る満開の花には美しさもかなわない、という考え方から少し季節を先取りするのが粋♡だとされているんです
今回のブログでご紹介したお花はすべて春に咲く花、もし2月や3月に和装の撮影をしたいと考えている方がいらっしゃいましたら参考にしてみてください
季節関係なく自分の好きなものが着たい!という方もご安心ください
和装に使われるお花は古くから愛されている伝統的なものが多く、桜や椿や牡丹など、皆に親しまれているお花などは通年着ても大丈夫だと言われています
やはり和装の世界は奥が深いですね
しかししっかり季節感も考えつつ、好みの柄や色を選ぶと、かなり愛着のこもった一枚になるかもしれませんね
長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!