黒留袖と色留袖
2020/11/26 【衣裳 (costume)】 コスチューム
皆さん、こんにちは!
コスチュームコーディネーターの山添です( ^)o(^ )
11月も終わりになって来ました。
本格的な冬の季節がやって来ます。
寒さとコロナに負けないで頑張りましょう!
今回は「留袖」のお話しです。
「留袖」は結婚式や式典などに着用する格式高い着物です。
留袖には「黒留袖」と「色留袖」の2種類があります。
では2種類の違いをお話しします。
まず黒留袖は名前の通り生地が黒地のみで、色留袖は淡い色で
ピンク色、水色、うぐいす色などたくさんの色があります。
淡い色は目立ち過ぎる事がなく、お祝いには彩りを添える事が
できます。
二つ目、黒留袖は既婚の女性が着る最高の格式がある着物で
未婚の女性は着る事ができません。
色留袖は既婚でも未婚の方でも着ることができます。
最後に「紋」の数です!
黒留袖には紋が5つあり、もっとも格式の高い位置づけで
「正礼装」の格付けです。
新郎新婦の母親の立場の場合は「黒留袖」を選びましょう!
色留袖の紋は5つ、3つ、1つがあり、5つの場合は黒留袖と
同じ格付けになります。
3つは「準礼装」、1つは「略礼装」で黒留袖に比べると
使用用途が広く入学式、卒業式、ちょっとしたパーティにも
着て行く事ができます。

いかがでしたか! 使用用途を考えて留袖をどんどん着ましょうね!