流水とうさぎ
2020/06/25 【神戸 結婚式場】【衣裳 (costume)】 コスチューム
皆さん、こんにちは!
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
今回のおめでたい柄のお話しは、「流水」と「うさぎ」です。
では始めますね!
水はすべての生命にとって、かけがえのない大切なもので
古くから文様として使われて来ました。
着物には、水の流れを表現した流水文様が多く
使われています。
他の文様との組み合わせや、空間を埋めるための描かれ方が
一般的で意味として苦難や災厄をさらりと流す。
流れる水は、腐らず常に清らか!
お浄めや火難除け等もあります。
流水はさまざまな形に姿を変えます。
決して主役にならない文様ですが、着物の印象を
大きく左右する文様です。

次にうさぎ柄です。
うさぎ柄の着物はそんなに多く見られませんが
宮参り、帯、小物等によく使われます。
うさぎ柄にも意味があって、うさぎの動きから
飛び跳ねる事で飛躍を表し、物事がとんとん拍子に
進む縁起のよい柄とされています。
また、子沢山、子孫繁栄、豊穣、長い耳は福を
あつめるとされ、うさぎ柄は家内安泰と平和を
もたらす柄とされています。
かわいいうさぎさんにも凄い意味があるのですね。
本当に着物は奥が深いと思いました。
皆さんもそれぞれの意味を思い出して着物選びの
参考にしていただけたらと思います!
では、またお会いしましょう! (^_-)-☆

コスチュームコーディネーター
山添 三代