漆のお話し
2020/11/21 【神戸 結婚式場】 セレモニーコーディネーター
セレモニーコーディネーターの高橋です。
漆を皆さんご存知でしょうか、もちろん『うるし』の事です。
先日知ったばかりの私の知識を披露させていただくと
漆はアジアにしか生育しておらず、主に中国が産地、
なのでかつてはヨーロッパに高値で売れていたそうです。
漆ってかぶれるって言いますよね?
作っておられる職人さんも勿論そうなんですが、漆自体を
体内に取り入れることでちょっとずつ慣らしていくそうです。
(新芽を天ぷらなどで!!)
また花粉がつくので家にはお花も飾れないそうで、一説には
裸で海の上で仕上げていたとか。海の上はチリがないそうです!!
また漆器には殺菌作用があるようで、なので重箱が漆塗りなんですね!
おせちも日持ちした方がいいですしね!
また出来てから20年くらいが最も美しい状態だとか。。。
高温とか直射日光など熱には弱いので要注意ですね。

本物の漆器というのは中々貴重な物だということがよく分かったのと
殺菌作用や漆に慣れるようにするなど先人の知恵には感心するばかりですね。
セレモニーコーディネーター
髙橋