柄のお勉強📕③
2020/11/28 【神戸 結婚式場】【衣裳 (costume)】 コスチューム
エスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!
コスチュームコーディネーターの阪田です😊
本日は久しぶりにお勉強のブログです🧐
柄のお勉強第3弾のテーマは、ずばり「よく見るけど、名前も知らないあの柄」です🤣(笑)
一つ目はこちら「青海波(せいがいは)」

写真の裾や左の袖にあるカラフルな波の模様、これが青海波です
この柄は小物にもよく使われているので、かなりなじみ深い柄ですよね😌
しかし、初めて名前を知ったという方も多いのではないでしょうか!
無限に広がる穏やかな波に、未来永劫の平和を願う意味が込められています
また、青海波は吉祥文様とも呼ばれ、お祝い事にしか使われない模様なんだそうです🤩
凶事には用いず、晴れ着やおめでたい席での調度品などに重宝されている、とってもありがたい模様なんです🥳⭐
二つ目は「紗綾」
意味は「不断長久」

卍の形を斜めに崩して模様にしたのがこの紗綾柄
よーく見ると葉の背景にある金色の線が卍になっているのが、お分かりいただけるかと思います💁
不断長久とは絶えることなく長く続くという意味で、家の繁栄や長寿を願う意味が込められています😇🙏
白無垢や色打掛の前に羽織る掛下にも、よくこの模様を見かけますよね🤔
紗綾柄は和装に欠かせないものなんです🎵
三つ目は「七宝」
意味は「円満」


円形を重ねて描く七宝は、これまた縁起の良いとされる吉祥柄なんです✨
特に縁起の良い柄を集めた「宝尽くし」という柄にも使われています
七宝の他には、如意宝珠、宝鑰(ほうやく)、打ち出の小槌、金囊(きんのう)、隠れ蓑、丁字、宝巻、分銅、などが宝尽くしに用いられています
たくさんの円が使われているから、円満という意味になるんでしょうか🤔
これまた結婚式に欠かせない、ありがた~い柄なんです🥰
ところで、「宝尽くし」なんて本当に縁起が良さそうで、どんな意味があるのかすごく気になりますね😍
いつかこの柄のお勉強シリーズで宝尽くしについてもご紹介したいと思います😘
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます!