黒留袖のサイズとポイント
2020/11/29 【神戸 結婚式場】【衣裳 (costume)】 コスチューム
皆さん、こんにちは!
コスチュームコーディネーターの山添です( ^)o(^ )
今回は前回に引き続き、留袖の体型による柄の選び方
注意ポイントを紹介します。
標準体型よりもふくよかな方、背が高い方、背が低い方等
体型によって柄の入り方、サイズの選び方があります。
ふくよかな方はバストサイズ、ヒップサイズをチェックして
身幅(着物の横幅)を合わせて行きます。
着物を羽織って左右の見頃(右が下前、左が上前と言います)を
重ね合わせて、下前の端が体の左横まで届かないと着崩れの
原因になります。
裄(肩の中心から袖口までの長さ)も肩の丸みや胸の大きさが
関係しますので少し長めになります。
柄は全体に入っているものを選びましょう。
柄が少ないと余白(黒い部分)が多くなり、余計にふくよかさが
目立ってしまいます。
柄の配置は斜めに流れるように入っているのがお勧めです。
伸長の高い方は身丈(肩から裾までの長さ)と裄をチェックします。
身丈が短いと帯の下に「おはしょり」(帯の下の着物の折り返し部分)
を作る時に短いと品よく見えません。
伸長の高い方は比例して手の長い方が多いので、手首が出ないように
裄もチェックします。
柄の配置は余白が多くならないように少し高めの位置で
着映えする物を選びます。
小柄な方は裄と柄の配置に気をつけます。
袖が長くなりやすく、手の甲まで届く場合がありますので
裄は少し短めで、柄の配置も高さを抑えて柄も小柄の物を
選ぶ方がバランスが良いです。
以上が着物を選ぶ時のポイントです。
シンデレラではしっかりアドバイスをさせていただきますので
安心してお越しください。(^o^)/
